先週のことです。

久しぶりに、日本食品油脂検査協会の△○博士を訪ねた。

用件が終わり雑談に
年末くらいから急速にバイオマス燃料の取り組みに動きが出てきたという話題になりました。

そこで、本来食品である原料を燃料に使うのは違和感がある。あまり好ましいことではないし、トウモロコシや砂糖が高騰してもいる。

トウモロコシを使うにしても、実の部分ではないセルロースを使えば、捨てるとこが無くなるし資源循環にもなる。

大阪の廃木材のプラントが出来て、廃棄物からエネルギー。これは良いですね。

こんな話になりました。

環境省リリース
建築廃木材を原料とする燃料用エタノール製造施設の竣工について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7859

「年間４万〜５万トンの建設廃材を処理」
大きなプラント装置です。
採算性を考えると、ある程度大きな装置でないと人件費も出なくなる。

さて、これだけの大量の建設廃材を何処から集めるのか？
広いエリアから回収しないと安定的には集まらない。
遠くなれば成る程、ガソリンを消費しないといけなくなる。

環境の問題は、こんな”ジレンマ”を常に抱えている。

最適解があるんだろうか？

　環境マネジメント